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東館山のニッコウキスゲ

  夏のゲレンデ彩る大群落  (1997. 7.31)

黄金色の斜面

夏の強い日差しを受けて輝くニッコウキスゲの花。時折吹く高原の涼しい風に群落が揺れた(志賀高原東館山)


 山の斜面一面を黄金色に染めるニッコウキスゲの花。長野五輪アルペン大回転の競技会場になる下高井郡山ノ内町の志賀高原東館山の頂上付近、武衛門平(ぶえもんだいら)自然花園と東館山高山植物園にかけて“黄色いじゅうたん”が広がっている。

 「今年も見事に咲きました。志賀高原を訪れた人に美しい思い出をつくってもらいたい」と高山植物園長の春原弘さん(80)。色彩の乏しい夏のゲレンデに彩りを―と、一九六〇(昭和三十五)年に同園が開園以来、毎年種をまいて増やし続け、今では五ヘクタールほどの群落になっている。

 同園では約五百種の高山植物が観察できる。大回転競技のスタート地点を飾るようにハクサンチドリやオオバナノヒメシャジン、ハクサンフウロなど色とりどりの花がかれんさを競っている。

 このうち、ニッコウキスゲは五輪開催まで二百日になった今月二十二日に、時を合わせるように満開に。埼玉県から来たという家族連れは「オリンピックの会場に、こんなにきれいな花の群落があるとは知らなかった」と感激し、歓声をあげた。

 春原さんは、観光客や登山者が丹精込めた花を見て喜ぶ姿が一番うれしいという。保護と管理を続けて三十七年。「花と向かい合うと心が穏やかになる。高山植物を守るのは私の生きがいです」

 ニッコウキスゲの群落を見ながら、「金メダルを敷き詰めたようだな」と見とれていた。


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