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原生林のアイドル

  冬ごもりへ 準備も万全  (1997.12. 5)

輝く黄金色

顔の毛が白くかわった体長50センチほどのテン。体と長い尾は黄金色に輝く(志賀高原大沼池入り口付近で赤外線センサー付きカメラを使って撮影)


 うっすら雪化粧した志賀高原(下高井郡山ノ内町)の原生林。洞からひょっこり姿を見せたテンの顔が夏毛の茶から冬毛の白にかわっている。丸々太った体つきからもすっかり冬ごもりの準備が整ったことが分かる。

 高山から亜高山帯にかけてはテンのほかにも保護色に換毛する動物がいる。同じイタチ科のオコジョは尾の先を除き全身真っ白になる。体長十五センチほどの小さな体で、岩場や雪上で登山者らに愛きょうを振りまく。

 オコジョはクリッとした目が特徴の人気者だけに、図案化されて記念カップやパンフレット、ペンダント、ネクタイピンなどに使われている。一九八七(昭和六十二)年に志賀高原観光協会が商標登録し、アイドルマークとして親しまれてきた。

 九〇年秋には長野冬季五輪招致委員会のマスコットとして「スノープル」の愛称が付けられ活躍、長野五輪開催に一役買った。「このころから全国的にも有名になり、ポピュラーな動物の仲間入りをしました」と信大教育学部志賀自然教育研究施設の別府桂助教授(46)。

 志賀高原にはツキノワグマやキツネ、ヤマネなど数多くの動物がすむ。これらの生活圏を保護するため、五輪道路には動物専用の移動トンネルや側溝を数カ所設けた。沿道には動物を守るため「徐行」の看板も立ち、夜間照明も明るさをコントロールするなどの工夫をしている。


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