JR東日本は28日、台風19号による長野新幹線車両センター(長野市赤沼)の浸水被害で、列車本数を減らした暫定ダイヤでの運行が続く北陸新幹線(長野経由)について、来年1月6日〜2月29日に臨時列車計286本を走らせると発表した。この時季の臨時列車はスキー客などの利用も多い週末を中心に運行しているが、本数は今年の同時期に比べ、約3割少なくなる。
臨時列車は、東京や上野と金沢間を結ぶ速達型の「かがやき」、停車型の「はくたか」が計195本で、今年の同時期よりも108本減。長野と東京・上野間を結ぶ「あさま」は91本で今年より21本少ない。
一方、定期列車は11月30日以降、かがやきとはくたかが被災前の本数に戻る。あさまも上り3本、下り4本を増やして1日15往復とし、被災前の17往復に近づける。12月27日以降はあさまをさらに1往復増便する。
北陸新幹線は、台風19号による千曲川の堤防決壊などで同センターが浸水。全編成の3分の1に当たる10編成(計120両)が水に漬かって使えなくなり廃車が決まった。
JR東日本広報部によると、同センターに今も浸水車両が残っており、運行車両が入れないことで、減便につながっているという。同社は本年度末までにあさまのダイヤも完全復旧を目指すとしている。
2019年11月29日
北陸新幹線 臨時列車3割減 来年1月・2月
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