2020年3月12日

長野市の被害 総額1103億800万円 2月26日時点

 長野市は11日、台風19号災害に伴う市内の被害が2月26日時点で総額1103億800万円に上ったと明らかにした。市はこれまで、商工業や農業といった分野ごとの被害額は示してきたが、全体像を明らかにしたのは初。市危機管理防災課は、精査中の数字もあるとして「額は増減する可能性がある」としている。
 11日の市議会総務委員会で、市の各部局によるまとめの合計値として示した。内訳の最多は商工業関係で、計706億7200万円(465件)。次いで農業関係が202億4800万円で、うち排水機場(ポンプ場)などを含む農地・農業用施設が128億5900万円を占めた。下水道や公園といった都市施設が28億6300万円、薬局を含む医療施設が17億1600万円などと続いた。
 被災した住宅についても、国の「査定方針」に従い、被災家屋の延べ床面積から被害額を算出。75万平方メートル余で82億7千万円になるとした。
 県は台風19号による全県の被害総額について1月23日時点で2714億8800万円と明らかにしているが、住宅被害額は含まれておらず、単純比較はできない。