2020年4月22日

台風に耐え咲き誇る 佐久市中込の「さくラさく小径」

 佐久市中込の千曲川沿いにある公園「さくラさく小径(こみち)」で、桜が見事に咲き誇っている。昨年10月の台風19号で千曲川が増水・氾濫して川の景色は変わったが、園内に並ぶソメイヨシノは無事。新型コロナウイルスの影響で市外の桜の名所が閉鎖される中、改めて地元の桜の美しさに気付いた―との声も聞かれた。
 先週末から見頃で、21日も満開。外出自粛で運動不足も懸念される中、家族連れらが散歩やサイクリングを楽しむ姿が見られた。台風の影響で川には土砂がたまったり、木が倒れていたりしており、来園者からは「川の形が変わった」との声も。それぞれ災害にも思いをはせながら辺りの景色を眺めていた。
 新型コロナの影響で仕事が休みになっているという近くの会社員女性(48)は愛犬の散歩で訪れ、「花がすごくきれいで癒やされます」。次男の天悠(てんゆう)ちゃん(8カ月)を抱いて歩いた市内の主婦木島美咲さん(28)は、例年は大規模な祭りが開かれる市外の桜の名所に出掛けるといい「コロナで行けないので(さくラさく小径に)来てみましたが、意外に良くてびっくり。地元もいいですね」と話していた。

今年も咲き誇った「さくラさく小径」の桜=21日