2020年4月24日

住宅かさ上げに補助金 佐久穂町会、予算案可決

 南佐久郡佐久穂町は23日、昨年10月の台風19号災害で浸水した地域に被災後も暮らす町民に、住宅のかさ上げなどを補助する方針を明らかにした。同日、関連費用を盛った本年度一般会計補正予算案を町議会臨時会に提出、可決された。かさ上げなどにかかった費用の半分までを、最高200万円補助する。
 住宅が半壊以上の認定を受けた住民が対象。浸水被害を受けないようにする工事費用を補助する。建物基礎部分のかさ上げや敷地の盛り土、建物を移動させる工事などを想定している。被災後、既に改修工事をした住民には、水の流入を防ぐための防水壁の設置補助などを行うという。
 町内では12棟が全壊し、52棟が半壊。被害が大きかった大日向地区を中心に堤防よりも低い土地に立つ住宅の浸水被害が目立ったという。補正予算には600万円を計上した。
 佐々木勝町長は可決後の取材に「住み慣れた地域に早く戻れることが大切。少しではあるが、住民の背中を押したい」と述べた。