2020年7月 1日

上田電鉄、純損益15期ぶり赤字

 上田電鉄(上田市)は30日、2020年3月期決算を発表した。売上高に当たる営業収益は前期比14・3%減の2億7600万円、前期に300万円の黒字だった純損益は、15期ぶりとなる1500万円の赤字に転じた。昨年10月の台風19号で被災した別所線の復旧工事のため旅客数が減少し、新型コロナウイルス感染拡大も響いた。
 事業別では、鉄道事業収入が14・9%減の2億5100万円で、別所線の輸送人員は14・1%減の111万6148人だった。不動産事業収入は7・7%減の2400万円。経常損失は前期の1200万円から7500万円に拡大した。一方、台風による被災のため運行した代行バスへの国、県、上田市からの補助金計4900万円、同市からの運行経費補助金1600万円を計上した。
 30日付の役員人事も発表。北村健太郎氏が常務を退任し、後任に国枝聡氏が就いた。取締役は福田誠一氏、竹島道宏氏が退任し、依田育也氏、坂本織也氏を新任。監査役は中村伸之氏が退任し、高木克典氏を新任した。