昨年10月の台風19号で被災した長野市長沼小学校で、体育館の改修がほぼ終わり、18日、体育館で2学期の始業式が開かれた。全校児童92人が真新しい床の体育館に足を踏み入れ、新学期に向けて気持ちを新たにした。
一帯は千曲川の堤防決壊で深さ2メートルほど浸水し、同校の体育館は床上まで水に漬かった。床を剥いで乾燥させ、板を張り替える改修工事を実施。新型コロナウイルス感染症の影響で夏休みは計18日間と短かったが、子どもたちは互いに距離を取りつつ、「おはようございます」と明るい声を響かせていた。
2020年8月18日
真新しい床の上で2学期スタート 長野・長沼小

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