2020年9月26日

県内被害額2766億円 9月18日時点

 県は25日、昨年10月の台風19号災害の県内被害額が今月18日時点で2766億7400万円に上ると明らかにした。3月23日時点の前回取りまとめより、道路など公共土木施設の被害額の精査が進んだことで7億5800万円増えた。同災害からの復興を検討する「暮らし・生業(なりわい)再建本部会議」で説明した。
 建設部は、住宅被害があった県内17市町村への聞き取りの結果、今月1日時点で半壊以上の計3922世帯の56%に当たる2182世帯が再建を終えたと説明。再建中も1039世帯(26%)となった一方、247世帯(6%)が再建を「検討中」のままだとした。同部は「高齢者世帯など自立再建が難しい世帯もある。状況把握に努め、きめ細かな支援につなげたい」とした。
 産業労働部は、被災した中小888事業者の事業再開について報告。市町村や商工団体に8月末時点で聞き取りし、復旧済みは63%の555事業者、復旧中は27%の239事業者となったとした。
 一方、被災を機に廃業した事業者も20軒ほどあるとみられるという。同部は「新型コロナウイルスの影響もあり、売上高が戻っていない事業者も多く、経営支援を進めていく」としている。