2020年9月29日

県と信大教育学部が「災害アーカイブ展」

 昨年10月の台風19号災害から1年となるのに合わせ、県と信州大教育学部(長野市)が10月9日から、長野市役所や県庁などで順次、「災害アーカイブ展」を開催する=表。被災地の様子を記録した写真の他、千曲川の治水対策の歴史や地震災害に関する資料も展示し、一部はオンラインで見ることができる。
 県や長野市、信濃毎日新聞社が提供した写真の他、明治期の絵図や昭和期の航空写真なども並べ、防災の歴史を振り返る。災害記録の継承も考えようと、信大が立ち上げた台風19号災害と2014年の神城断層地震、熊本大(熊本市)による16年の熊本地震などの各デジタルアーカイブの取り組みを紹介する。
 オンライン上では開催に合わせて、「アーカイブ展特設ページ」と台風19号災害のデジタルアーカイブ(デモ版)を公開する予定。信大学術研究・産学官連携推進機構の本間喜子助教(35)は「仕事などで普段はあまり防災・減災を意識しない方にも関心を向けてもらい、考える機会にしてほしい」と話している。