2020年10月 9日

権兵衛トンネル 対面通行再開

 昨年10月の台風19号の影響で道路が崩落し、同12月から片側交互通行が続いていた国道361号権兵衛トンネルの現場(上伊那郡南箕輪村)付近で8日、対面通行が再開した。車両の重量や幅による通行制限はなくなる。国土交通省飯田国道事務所(飯田市)によると、道路部分の復旧は完了した。
 トンネルの伊那側出入り口付近の約300メートルが片側交互通行だった。一時停止を求める信号機や看板が撤去され、車両が停止することなく行き交うようになった。出入り口から伊那側約3キロの国道沿いにある和菓子店「古町あかはね」(伊那市)の樋代文江さんは「冬を前に直してもらいありがたい」と感謝した。
 同事務所は、橋台周辺の補強を来年3月までに終える考え。工事に伴い一時的に片側交互通行になる場合もある。
 国道361号は今年7月の大雨で木曽郡木曽町日義で土砂崩れが発生し、国道19号神谷入口交差点―塩尻市奈良井間で全面通行止めが続いている。県木曽建設事務所(木曽町)が迂回(うかい)路を建設中で、利用開始は12月下旬の見込み。

昨年10月の台風19号の影響で崩落した権兵衛トンネルの現場。復旧が進み、対面通行が再開した=8日午後3時3分、南箕輪村