2020年10月13日

佐久市役所 犠牲者に黙とう

 昨年10月の台風19号から1年を迎えた12日、千曲川や各地の支流が増水・氾濫し市民2人が犠牲になった佐久市では、市役所で市職員が正午に1分間の黙とうをささげた。
 1年前、佐久市中込の中島正人さん=当時(81)=は車で避難中に滑津(なめづ)川の氾濫に巻き込まれ亡くなった。同市入沢の谷(や)川沿いで暮らしていた三石量正(かずまさ)さん=当時(68)=は土のうを取りに軽トラックで出掛けて行方不明となり、千曲川で遺体が見つかった。
 黙とうの後、市の清水淳一危機管理課長は「自然災害で命を奪われるような代償があってはならないと痛感している」。柳田清二市長は「2人の尊い命が失われたことを肝に銘じ、二度とこういった災害が起こらないよう対応していきたい」と話した。

台風19号災害の犠牲者に黙とうをささげる佐久市職員たち=12日午後0時1分、佐久市役所