2020年10月19日

水害を想定 県総合防災訓練

 県総合防災訓練は18日、東御市内で開いた。台風による大雨の影響で千曲川が増水して「氾濫危険情報」が発令され、支流でも土砂災害の危険があり一部地区で避難指示が出た―との想定。新型コロナウイルス感染対策を講じた避難所の運営方法も確認した。
 長野市で開く予定だった昨年は台風19号の影響で中止し、開催は2年ぶり。例年は千人規模で行うが、感染予防のため市職員や消防団員、住民ら約100人に限定。東御市役所に災害対策本部を置き、東御中央公園の体育館に開設された避難所とオンラインでつないだ。公園内の別の建物には発熱症状がある人専用のスペースも設けた。
 体育館では飛沫(ひまつ)感染防止のためのテントや、段ボールの間仕切り、ベッドを組み立てた。毛布や食料などの支援物資を配ったり、避難してきた聴覚障害者や車いすを利用する人への対応を確認したり。県内の社会福祉士や介護福祉士などでつくる県災害派遣福祉チームは、避難者の相談に応じる窓口を設置した。
 長野救命医療専門学校(東御市)2年の西沢早紀さん(20)=上田市=は、避難者役として参加。「授乳スペースがあり、女性に配慮されていると感じた」と話した。

避難所を想定し、段ボールの間仕切りを組み立てる手順を確認した県総合防災訓練=18日、東御市