2020年10月27日

人命救助 4個人5団体に表彰状

 県は26日、昨年10月の台風19号災害で人命救助に貢献したとして県内外の4個人と5団体に表彰状を贈った。防災活動や災害復旧に尽くした県内外の消防団や自治組織、法人など70団体には感謝状を贈呈した。
 この日、長野市内で表彰式があり、長野市赤沼や豊野町でカヌーを使って浸水家屋から住民を救助した上水内郡信濃町の吉村誠司さん(55)が代表で阿部守一知事から受け取った。阿部知事は「皆さんと一緒にいろいろな取り組みを進めたい」と述べた。
 吉村さんは災害救援のNGO団体の代表で、千曲川堤防が決壊した際、信濃町からカヌーを持って長野市に駆け付け、家屋に取り残された十数人を救助した。吉村さんは取材に「光栄です。ここまで大きな災害が起きるとは思わなかったが、自分ができることを続けた」と述べた。
 人命救助活動で表彰された個人は他に、山中恵介さん、木村崇さん、堀川賢さんの3人。団体では長野、須坂、飯山、佐久、千曲の各市消防団が表彰された。

表彰式で台風19号災害での救助活動を振り返る吉村さん=26日