信毎 Housing Station
集合住宅の社長宅 長野県は最も低い3.16階
2019年10月 8日(火)

 東京商工リサーチが全国で集合住宅に暮らす社長宅の階数を調べたところ、長野県は3.16階で、都道府県別で最も低かった。最高は東京都の6.12階を抑えて大阪府の6.82階。全国平均は5.35階だった。同社は「長野県など内陸の県は高層のタワーマンションが少なく、高層階に住む機会が少ないのが最大の要因だろう」としている。

 同社の企業データベースから、マンション、アパートなどの集合住宅に住み、階数が判明した全国の社長50万4200人を分析。長野県の対象者は約2000人だった。

 下位は長野の他、山梨県(3.18階)、栃木県(3.21階)、福井県(3.32階)、群馬県(3.39階)など。同社は「地方は活用できる土地が広く、社長は一戸建てに住むのが自然で信用にもつながりやすい。その分、タワーマンションへのこだわりは少ないのかもしれない」とする。

 一方、大阪府が東京都を上回ったことについて、大阪の社長は「高層階をステータス(社会的地位)と感じ、会社の事業が上向く願いを込めて高い階に住む」と説明。「景気づけに高層階に住む」との地元不動産業者の声も紹介し「社長の住む階数は、それぞれの地域性とも深く関わっている」としている。

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