信毎 Housing Station
ゼロエネ住宅、推進協設立 飯田市など、基準定めPRへ
2020年7月 3日(金)

 飯田市や県建築士会飯伊支部、飯伊森林組合などは2日、省エネ性能などを高め、再生可能エネルギーを利用する「ゼロエネルギー住宅(ZEH、ゼッチ)」の普及に向け、市ZEHモデル推進協議会を設立した。地域の気候風土に合ったゼロエネルギー住宅の基準「市版ZEH仕様」を定め、PRする。

 ZEHは断熱性や省エネ性能を高めた上で太陽光発電などを利用することで、照明や給湯、空調によるエネルギー消費を実質的にゼロにする住宅。2018年7月に閣議決定された国の第5次エネルギー基本計画でも普及を目指すとされている。

 この日、市役所で設立総会を開催。地元産木材を活用し、地域に適した建築工法を取り入れることで、飯田市の気候風土に合ったゼロエネルギー住宅の仕様を検討することを決めた。森林や里山の保全、林業の活性化、技術者の育成にもつなげる狙い。会長には、住宅の省エネについて研究している信州大工学部の高村秀紀教授が就任。高村教授は「県内だけでなく全国的にも先進的な取り組みとなるようにしたい」と話した。

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