信毎 Housing Station
長野駅近く「七瀬移住促進住宅」 市が入居要件緩和へ
2020年9月17日(木)

 長野市は、同市鶴賀七瀬の「七瀬移住促進住宅」(10戸)の入居要件を緩和する。現在は対象外となっている単身者や転勤に伴う入居などを認める。新型コロナウイルス感染拡大を受けた首都圏などからの「地方回帰」(人口増推進課)の流れを受け、長野駅近くにある好立地を売りにU・Iターンを促す狙い。

 移住促進住宅は、駅周辺の土地区画整理事業に伴い住宅確保が難しい人などに用意した「七瀬従前居住者用住宅」(11階建て、50戸)の8、9階部分を利用し、昨年度から入居を募り始めた。入居要件を「2人以上」や「転勤その他勤務先の事情によるものでないこと」などとしており、今の利用世帯は1戸のみ。現在、一部の部屋は台風19号の被災者が使っている。

 市は開会中の市議会9月定例会に、関連する改正条例案を提出。従来の要件で再募集しても「戸数に余裕がある」場合に、要件を緩和できるようにする。市は「市企業移転・移住支援金」などで企業や社員の市内への移動を促しており、市人口増推進課は「駅に近く東京にも出やすい。ルームシェアをしてもいい」とアピールしている。

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