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移住定住補助金の大幅削減 池田町、緩和措置を導入
2021年6月 4日(金)

 池田町は、財政再建の一環として大幅削減が決まっていた移住定住補助金を巡り、激変緩和の経過措置を設けると決めた。住宅購入費や空き家改修費を補助する制度で、本年度に限り、昨年度までの支給額を一部維持する。

 昨年度まで上限120万円を支給していた住宅購入補助では、町側が本年度から50万円に引き下げると提案したが、町議会は3月定例会で10万円まで減額修正。これに対し、不動産事業者からの反発があり、町は昨年度中に従来水準を前提に住宅購入していた申請予定者らに配慮する必要があるとし再検討していた。

 本年度の経過措置では、昨年度のうちに購入住宅の登記を完了した申請者らに従来の額を補助。昨年度中に購入契約などを結び、本年度中に登記を終える申請者らは減額を緩和する。

 関連費1330万円を盛った本年度一般会計補正予算案を8日開会の町議会6月定例会に提出し、今後さらに770万円の予算計上を見込む。議会側は財源に交付金を充てないよう求め、町側は一般財源から費用を捻出する。

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