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築170年古民家活用を 塩尻市振興公社25・26日内覧会
2021年7月17日(土)

 築170年の古民家を活用しませんか―。塩尻市振興公社が、2年ほど前から空き家になっている同市片丘北熊井の古民家を有料で貸し出す個人・団体を公募する。25、26日に内覧会を開き、地域に役立つ事業提案を8月1日から募る計画だ。

 この古民家は中信地方に多い本棟造りで江戸時代末期に建てられ、木造一部2階建て、延べ床面積約260平方メートル。県道新茶屋塩尻線に面し、ワイナリー「ドメーヌ・コーセイ」が隣接する。2019年4月に住人が亡くなった後は空き家となったが保存状態は良好。土間や吹き抜けの天井などは建築当時の重厚な雰囲気を残しつつも、トイレや台所は改修されている。

 片丘地区の地域活性化の拠点として利用できないかと市側が現所有者に打診し、公社の仲介が実現。事業提案の希望者は内覧会出席が条件で、その後提出された事業計画書などを踏まえて選定する。賃料は、土地建物の所有者と相談の上で決める。

 公募事業を受託している第三セクター「しおじり街元気カンパニー」の担当者は「古民家を大切にして、地域を盛り上げる事業を計画している人に活用してもらえればうれしい」としている。問い合わせは同カンパニー(電話0263・88・8530)へ。

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