信毎 Housing Station
空き家―所有者と利用希望者 諏訪市が仲介します
2022年4月16日(土)

 諏訪市が、空き家を探す人と所有者をつなぐ「空き家マッチングサービス」を始めた。価格や面積などの基本的な情報以外に、建物の魅力や活用法の希望など、空き家の所有者と活用したい人それぞれの思いを「エントリーシート」に書いてもらい、市が条件の合うケースを仲介する。

 シートは所有者側には建物への思いや使わなくなった経緯、空き家を探す側には活用方法や資金計画を書く欄などがある。シート提出後は市担当者が聞き取りをして登録。シートは一般公開せず、当事者同士で交渉する形をとる。

 市は2015年に空き家情報を紹介する「空き家バンク」を始めたが、これまで築年数が古く老朽化した物件は扱っていなかった。最近、市内で古い建物を生かして店舗を開業する人もいることから、マッチングサービスへのニーズがあると考えた。

 市内の空き家は、18年度の推計値で2630軒。空き家率は県の19・5%を上回る22・3%となっている。市都市計画課建築住宅係は「魅力のある空き家がたくさんあるので利活用してほしい」とする。問い合わせは同係(電話0266・52・4141)へ。

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