TOP2016年01月松本市立博物館を三の丸地区に移転 市教委が整備方針

 老朽化などで移転する松本城公園内の松本市立博物館について市教育委員会は14日、松本城の三の丸地区を移転候補地とすると明らかにした。この日の市議会教育民生委員協議会で博物館の整備方針を示し、建物の規模は延べ床面積で7千~8千平方メートルと想定するとした。

 同博物館は1968(昭和43)年に開館。鉄筋コンクリート造り地下1階、地上2階建てで延べ約3600平方メートル。老朽化が進み、約11万6千点の収蔵品などがあり、手狭になっていた。公園内は国史跡のため建て替えができず、移転先を探してきた。

 市側は昨年5月、「松本城三の丸地区整備基本方針」を示し、城南側に城下町の学習体験ができる文教施設を設けるとしていた。さらに市側は三の丸について、「重要な候補地として検討する」などとしてきた。

 博物館の整備方針によると、三の丸地区を候補地とする理由に、「城下町の再生」を進めるのに重要とし、中心市街地の核であり求心力が高いことなどを挙げた。窪田雅之館長は同協議会で「市が進める南・西外堀復元事業との整合を図り、地権者や関係者らとの営みを続けていく」とした。

2016年1月15日掲載