TOP2019年10月松本藩校「崇教館」 テーマに人形飾り
人形飾りを準備する一真会のメンバーたち

 松本市の松本城本丸庭園で16日に始まる「第63回お城まつり」を前に15日、恒例の人形飾り物展の準備が進められた。今年は城の近くにある旧開智学校校舎が国宝に指定されたことから、開智学校の前身で松本藩校の「崇教館」がテーマ。1794(寛政6)年、松本藩主の戸田光行が藩士たちを前に、藩校に「崇教館」と額を掲げることを認めた場面を10体の人形で再現している。

 制作と飾り付けは「穂高人形保存顕彰一真会」が担当し、約2カ月かけて準備した。同会会長の藤原国広さん(安曇野市穂高)は「これまでは合戦など"動"の場面が多かったので、"静"の場面は難しかった」と話す。

 お城まつりは、二十六夜神例大祭や少年少女武者行列、本丸庭園の無料公開がある11月3日がメインで、10〜11月に関連イベントを行う。11月4日までの人形飾り物展の他に、古式砲術演武(10月20日)や菊花展(10月25日〜11月8日)などもある。

 市松本城管理事務所の小原稔さん(52)は「春や夏に比べ観光客が少なく、落ち着いた気分で城を見られる時季。さまざまなイベントも楽しんでほしい」。問い合わせは同事務所(電話0263・32・2902)へ。

2019年10月16日掲載

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