TOP2019年11月国宝3城を縁に市民交流会 犬山で講演・意見交換

 国宝の城があり、世界遺産登録を目指す松本市と愛知県犬山市、松江市の3市市民交流会が21、22日、犬山市で初めて開かれる。3市の城に関連した市民団体などが参加。7月に世界文化遺産への登録が決まった「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」(大阪府)の地元市民団体の活動について講演を聞くほか、意見交換する。将来的に3市の市民が連携する組織をつくり、地元を盛り上げたり、城の魅力を国内外に発信したりする動きにつなげる狙い。

 近年の世界遺産登録で、市民による保存、ボランティア活動が重要視されていることを意識。松本には市や信濃毎日新聞社など市内57団体でつくる「国宝松本城を世界遺産に」推進実行委員会がある。同事務局を務める市文化振興課の石川善啓課長は、交流事業を通し「3市の市民が互いの城の良さを知り、まずはそれぞれの地元で魅力を発信していければいい」と期待する。

 3市は既に世界遺産になっている姫路城(兵庫県姫路市)などを含めた「日本の近世城郭群」としての一体的な登録に向け、国内手続きの第一歩となる文化庁の「暫定リスト」入りを目指している。

2019年11月13日掲載

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