TOP2019年12月松本城魅力発信へ研究発表 世界遺産登録に向け信大付属松本中3年B組
3年間の研究の成果を発表する生徒たち

 信州大付属松本中学校(松本市)3年B組(40人)の生徒たちが、松本市の国宝松本城の世界遺産登録に向け、魅力の発信方法や課題の解決策を研究した成果の発表会が1日、市内であった。総合的な学習の時間に3年間続けてきた活動の集大成。松本城をより多くの人に親しんでもらうためのアイデアを披露した。

 学習のテーマは「古くても新しい松本城」。生徒たちは「バリアフリー」「環境」「観光」などの7グループに分かれ、それぞれのテーマに沿って観光客らへのインタビューや課題解決に向けた実証実験などを続けてきた。

 「環境」グループは、実施したアンケートで堀の景観や臭いが気になる人が一定数いることを知り、解決策を模索。堀の底にたまったヘドロを肥料として活用できないか実験した。生育環境を正確にはそろえられなかったものの、土のみと比べ、干したヘドロを混ぜた土で育てた植物の生育が良かったという。

 この他、地下水が豊富な松本城近辺の井戸を紹介するパンフレットを作成したグループなどがあった。

 発表会は生徒たちの学習に協力した、市や信濃毎日新聞社など57団体でつくる「国宝松本城を世界遺産に」推進実行委員会と同校が主催。研究成果の一部は今後、同実行委のホームページで公表する。

2019年12月 2日掲載

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