無症状・軽症の高齢者 医師の判断で宿泊療養も

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 県は今月、入院が原則となっている65歳以上の新型コロナウイルス感染者について、無症状か軽症で入院の必要がないと医師が判断した場合は、宿泊療養施設での受け入れも可能とする運用を始めた。当面、新型コロナ感染者を受け入れる病床数に余裕がなくなりつつある松本広域圏(松本市、塩尻市、安曇野市、東筑摩郡5村)で実施する。

 感染症法は、新型コロナに感染した65歳以上の高齢者について、原則入院させるよう規定している。ただ、厚生労働省は昨年11月、病床確保などに最大限努力した上で病床が逼迫(ひっぱく)する場合、医師の判断や丁寧な健康観察を条件に、無症状者や軽症者向けの宿泊療養施設での療養を認める―と都道府県に通知した。

 松本広域圏では今年に入り、12日までに155人の新規感染者を確認。県は、同広域圏で感染者の受け入れができる医療機関の病床数を明らかにしていないものの、7日時点で全病床の約8割が埋まったとしている。感染者を他の広域圏の医療機関で受け入れてもらったり、松本市立病院などが感染者向け病床を増やしたりしているが、余裕のない状況が続いている。

 このため厚労省の通知に沿って新たな運用を開始。県によると、これまでに松本市の70代男性ら感染が確認された複数の人が、医師の判断で宿泊療養施設に入ったという。

 県は民間ホテルを借り上げて東信、中信、北信に宿泊療養施設を開設。計275人程度を受け入れできる。南信でも開設の準備を急いでいる。

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