【ワシントン共同】米下院本会議は13日、トランプ大統領が支持者をあおって連邦議会議事堂を襲撃させたとして「反乱扇動」の責任を問い、罷免を求める弾劾訴追決議案を賛成多数で可決した。2019年にウクライナ疑惑でも弾劾訴追されており、米史上初めて2回弾劾訴追された大統領になった。
決議は上院に送付され、本会議で弾劾裁判が開かれる。有罪・罷免には出席議員の3分の2の賛成が必要だが、民主、共和両党の勢力は拮抗する。弾劾裁判の開催は、バイデン次期大統領が就任する20日以降になるとみられる。弾劾裁判に進めばトランプ氏が公職に就く資格の剥奪にも道が開ける。
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