【ワシントン共同】米財務省は13日、イランの反体制派などから資産を押収し最高指導者ハメネイ師らの資金源としてきたとして、ハメネイ師が管理する二つの団体と幹部、下部組織を米独自制裁の対象に追加したと発表した。米政権交代を前に圧力を強めておく狙いがあるとみられる。
ポンペオ国務長官は声明で「これらの団体はイラン指導者の利益のために、反体制派などから押収した資産を含むイラン経済の大きな部分を支配している」と強調。ムニューシン財務長官も、イラン指導者らの資金源となっている団体などを制裁対象にし続ける考えを示した。
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