ルートインBCリーグ信濃グランセローズの投手コーチに就任した元ヤクルト投手の伊藤秀範氏(38)が18日、長野市内で記者会見した。「独立リーグ日本一」を目標に掲げた伊藤氏は、ヤクルトに入団した松井聖捕手と赤羽由紘内野手(松本市出身)を引き合いに出し、「今年は投手にも(NPBに)行ってもらい、長野県が盛り上がる力になりたい」と抱負を述べた。
伊藤氏は横浜市出身。2007年に四国アイランドリーグ(現四国アイランドリーグPlus)の香川から育成枠でヤクルトに入団し、2年間で5試合登板、0勝1敗の成績を残した。香川の投手コーチを務めた11年途中から16年までの間に投手7人をNPBに送り出した。
信濃の竹内羊一社長がNPBスカウトから伊藤氏を紹介され、17日に契約を結んだ。投手陣を動画でチェックしたという伊藤氏は「伸びしろのある選手が多く、とても楽しみ。選手と話し合いながら指導していきたい」と対話を重視する考えを示した。
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