平谷村協力隊員のマイケルさん、わら細工に夢中

長野県 社会
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 イギリス出身で平谷村の地域おこし協力隊員のマイケル・キングさん(31)が、飯島町のわら細工製造販売会社「未来いいじま」でわら細工を学んでいる。神奈川県などでアウトドアガイドをしていたが新型コロナウイルスの影響で仕事がなくなり、自然を求めて昨年9月に村に家族で移住。将来は農家民宿を開き、外国人客に知名度が低いわら細工を通じて日本文化を伝える夢を温めている。

 9年前、キングさんは大学卒業後に外国暮らしをしたいと来日。沖縄県の慶留間(げるま)島の学校で外国語指導助手(ALT)に就き、1年間の滞在のつもりが結婚して4年間住んだ。その後、カフェを営んだりガイドをしたり。神奈川県で外国人向けのアウトドア事業を始めた途端、新型コロナで客がゼロになった。妻、長男と平谷村に移った。

 昨年10月、長野伊那谷観光局の外国人向けモニターツアーで飯島町を訪れ、わら細工を体験。作業に集中することに心地良さを感じた。「探していたのはこれかもしれない」と思い、未来いいじまに「弟子入り」。今年1月から週1回通い、縄ないから米俵のふたなどを習得している。

 古事記や日本書紀なども学び、日本の宗教や神話、妖怪などにも興味があるというキングさん。狩猟免許も取得し、精力的に伝統的な野山の暮らし方を学んでいる。「ガイドブックに載っていない、自分が面白いと思う日本の情報を外国人に伝えたい」と意気込んでいる。

わら細工をするキングさん

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