【カブール共同】国連アフガニスタン支援団(UNAMA)は23日、アフガンで2020年に戦闘などに巻き込まれた民間人死傷者は8820人(死者3035人、負傷者5785人)だったとする報告書を発表した。死者は7年連続3千人を超えたが、死傷者が1万人を割るのは13年以来。
UNAMAは死傷者が減少した理由について、大規模な被害が出る市街地での自爆テロや、国際部隊による空爆の減少を挙げた。一方、政府と反政府武装勢力タリバンが恒久停戦協議を始めた20年9月以降、知識層などを標的にした事件が急増しており「人道的停戦」の必要性を呼び掛けた。
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