五色のメビウス 第3部・日系労働者受け入れ30年② ブラジルで仕事「難しい」

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スマートフォンに保存している一人息子の写真を表示するマルコさん。18歳の成人を迎えるまで養育費をブラジルへ送り続けた=2021年1月18日、伊那市

 「日本に行けば人生が変わるらしい」。知人から聞き付けた父が先に日本で1年ほど働き、手応えを得て戻ってきた。「2人で3年間だけ日本で稼ごう」。父にそう言われ、日系ブラジル人の白倉(しらくら)マルコ・アントニオさん(40)=上伊那郡箕輪町=は1996年春、中学を中退して日本へ渡った。

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