諦めかけた県立高校進学が実現する―。県内で暮らす日系ブラジル人3世の父親(51)とタイ人の母親(48)の間に生まれた女子中学生(15)が2月、県立高校の前期選抜に合格した。日本で生まれ育ったのに在留資格がない。母親とともに、一時的に収容を免れている状態が8年も続く。