松本大野球部、関甲新1部定着に挑む

長野県 スポーツ
twitter facebook

 3日開幕の関甲新大学野球春季リーグ1部に、松本大が2012年秋以来16季ぶりに参戦する。昨秋は2部で10戦全勝して昇格を決めた。1部初参戦は12年春だったが、2季で降格しており、ナインは「今季は1部定着の土台固め」と声をそろえる。

 昨年春は新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中止になり、秋にリーグを改編。3部制から2部制に変更され、1部のチーム数は6から8に拡大した。19年秋の1部6チームと、2部2位までが新たな1部となった。松本大は19年秋が2部3位で、「上位がいなくなった昨秋は勝って当然だった」と主将の今井凛。打率4割を超す打者がそろった打線で大量得点し、ライバルを圧倒した。

 連勝街道を突っ走った一方で、18年から指揮を執る清野監督は「勝って良しとはいかず、1部でも勝てる野球にこだわった」。試合後のミーティングは細かいミスまで言及し、常に30分を超えて話し合った。副主将の1人の中島は「課題を一つ一つつぶしてきた。結果以上の自信をつかんでいる」とうなずく。

 開幕戦で戦う上武大を筆頭に、1部の大学はプロや社会人を目指す選手が多く所属する。今井凛は「1部の投手は簡単に打てない。ファウルで粘り、甘い球を呼び込めるかが得点の鍵」と見据える。投手陣は、昨秋までのエースだった原田(BCリーグ新潟)が卒業した穴を埋められるか。

 県内にはこれまで高校球児が憧れるような強豪大学がなかった。指揮官は「長野県の球児の受け皿となり、競技の集大成として一流の相手と戦える大学になりたい。そのために1部で戦い続けなくてはならない」。県内大学野球史の次の1ページを刻むための戦いに挑む。

16季ぶりの1部での戦いに向け、練習に打ち込む松本大ナイン

レコメンドニュース

関連記事

長野県 スポーツ