参院長野県区補選告示 3氏が立候補 政局占う与野党対決

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 参院県区補欠選挙(欠員1)は8日告示され、いずれも新人で、自民党の小松裕氏(59)、立憲民主党の羽田次郎氏(51)、NHK受信料を支払わない方法を教える党の神谷幸太郎氏(44)の3人が立候補を届け出た。同日告示された参院広島選挙区再選挙、13日告示の衆院北海道2区補選とともに昨年9月の菅義偉政権発足後、初めて迎える国政選挙。25日の投開票日に向け、新型コロナウイルス感染症への対応や「政治とカネ」を争点に、今年10月の衆院議員任期満了までに行われる次期衆院選をにらんで与野党が激突する。

 今回の参院長野県区補選は、昨年12月に立民の羽田雄一郎氏が新型コロナで急逝したことに伴う。野党側は2016、19年参院選県区(改選数1)に続いて候補を一本化。小松氏、羽田次郎氏による事実上の「与野党1対1」の対決構図となる。

 小松氏は県庁近くのホテル前で第一声を行い、医師であることを踏まえ「コロナを収束させなければ全て始まらない。医療と政治を経験した私に仕事を託してほしい」と強調。政治の信頼回復も訴え、上田、松本、諏訪、伊那各市を経て飯田市まで縦断した。

 羽田氏はJR長野駅前で行った第一声で、兄の雄一郎氏が子ども重視の政策を掲げていたことに触れ、「兄が目指した政策を実現しなければいけない」と主張。上田、松本両市などを遊説し、小県郡長和町では雄一郎氏と父の孜元首相の墓前に勝利を誓った。

 神谷氏は県庁で自ら立候補の手続きを済ませた。手続き後の取材に対し、「NHK受信料の不公平性の是正を訴えていきたい」と主張。県内での街頭演説などの活動予定はないとして、県選挙管理委員会から腕章など選挙活動用の物品は受け取らなかった。

 立候補の意向を示していた諸派の政治団体「地域政党『信州義民の会』」新人の荒井久登氏(42)は届け出なかった。

 7日現在の県内有権者数は173万5880人(男84万3188人、女89万2692人)。このうち18、19歳は計3万9602人。

手を振ってアピールする小松裕氏=8日午前11時32分、上田市
手を振って支持を訴える羽田次郎氏=8日午後1時26分、上田市
善光寺仲見世通りを歩く神谷幸太郎氏=8日午後3時40分、長野市

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