柳田国男のまいた種㊤ 郷土を知り自らを知る

長野県 文化・芸能
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 日本民俗学を確立した柳田(やなぎた)国男(1875~1962年)は信州との深いゆかりがある。旧飯田藩士柳田家の養子となって今年で120年、各地にまかれた民俗学の“種”は、歴史学やまちづくりなどさまざまな分野で「現在学」として息づく。土地土地に根差す伝承や信仰、芸能など、文字に残らないものに価値を見いだした柳田のまなざしは今、どのように受け継がれ、生かされているのか。初回は飯田下伊那地域で、柳田民俗学の特徴の一つである「内省の学」を実践する人たちを追う。

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