北ア・涸沢や中ア・千畳敷で雪崩確認 県警、注意呼び掛け

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 県警は30日、29日から30日未明にかけて、北アルプス涸沢や中央アルプスの千畳敷カールで雪崩の発生を確認したとし、登山者らに注意を呼び掛けた。人的被害は確認されていない。大型連休期間中の降雪や降雨状況を十分に確認するよう促している。

 涸沢の雪崩は長さが約400~500メートル、幅が最大で約100メートル。千畳敷は長さが約200~300メートル、幅が最大で約50メートル崩れたとみられる。他の山域でも雪崩が発生している恐れがあるといい、県警山岳安全対策課は「雨やみぞれの雪が降ると、水分を含んだ雪の重みで雪崩が起きる可能性がある」としている。

 29日までに起きた4月の山岳遭難は14件17人。昨年4月の山岳遭難件数は1カ月間で7件8人、19年4月は15件15人で、新型コロナウイルス流行前の水準に戻りつつあるという。

 救助活動は新型コロナの感染予防もしなければならず、救助隊員の負担は大きい。県警は登山する場合は難易度を落とし、山小屋やテント場の営業確認、事前予約を徹底するよう求めている。

雪崩が発生した北アルプス涸沢=4月30日(県警提供)

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