公立高入試新制度、後期選抜「2方式」は見送り 県教委が3次案

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 県教育委員会は13日、公立高校入試の新たな入学者選抜制度の「3次案」を公表した。2025年春の入試から導入する。前期選抜で新たに学力検査を課す一方、後期選抜で計画していた2方式の合否判定などは見送る。「制度が複雑」と指摘された19年9月公表の2次案の後期選抜部分について軌道修正した。県教委は「受験生が安心して臨める仕組み」としている。

 県教委が17年度から検討を始めた新入学者選抜制度がほぼ固まった。現在の小学6年生からが対象で、県教委は10月以降、旧12通学区ごとに学校関係者や保護者への説明会を開くとしている。説明会での意見を踏まえ、本年度中に新制度を決定する方針。

 前期選抜で課す5教科で200点満点の学力検査では、中学校で学習する基礎的な内容を選択式や短答式の問題として出題。前期選抜は自己推薦型であることを踏まえ「評価が学力に偏ることのないようにする」とした。

 後期選抜は全ての高校で面接を導入する。人員確保など面接が困難な高校には、学力検査に合わせてアンケート形式の「紙上面接」を実施。紙上面接のシートは全県で統一するとし「学習以外の活動で関心をもって取り組んだこと」「高校で学びたいこと」などを問う案を示した。

 2次案では、後期選抜のみの実施校について、5教科各100点満点の一般選考と、各校が重視する教科の配点を決める「得意活用型選考」の2方式で選抜する案を示したが「導入は困難」として見送った。グループ討議やプレゼンテーションなど「その他の検査」を課す仕組みも導入できないと判断した。

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