憲法事件を歩く 第3部「25条」① 重症の結核で入院 足りない生活保護

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朝日茂の書「人間裁判」が刻まれた石碑。人間らしく生きるための闘いを今に伝える=ことし8月、岡山県早島町

岡山県の岡山市と倉敷市に挟まれた小さな町、早島町。その郊外、「王山」と呼ばれる小高い丘の麓に、朝日茂(1964年死去)の書「人間裁判」を刻んだ高さ2・5メートルの石碑が立つ。訪れたことし8月中旬、背後で生い茂る木々の枝が迫り、せみ時雨に包まれていた。碑は作家の松本清張らが世話人になり、寄付を募って1968(昭和43)年に建立。憲法の生存権を基に人間らしい生活を求めた朝日の壮絶な闘いを今に伝える…

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