見る人の記憶と心に残る映画を撮り続けている李相日(リ・サンイル)監督(47)。来年公開の映画「流浪の月」で、信州をメインロケ地になぜ選んだのか。撮影監督に、外国語映画として初めて米アカデミー賞作品賞を受賞した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」(2020年)のホン・ギョンピョを迎えた狙いに話は及んだ。 「普段であれば、街全体の空気感や設定から街を探していくのですが、今回は…