憲法事件を歩く 第3部「25条」④ 障害者の貧困と差別 初めて法廷に

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母親が障害福祉年金を受けていると、なぜ子どものための児童扶養手当が支給されないのか―。全盲の女性の素朴な疑問がやがて憲法裁判になり、県や国を動かしていく。堀木フミ子(通称・文子)は1919(大正8)年、鹿児島県のトカラ列島の一つ、中之島で生まれた。3歳で天然痘とみられる感染症にかかった。島に医者はおらず、母子家庭で鹿児島市の病院に行く余裕もなく、治療を受けられないまま…

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