憲法事件を歩く 第3部「25条」⑤ 「障害者の生活実態主張を」芦部教授が助言

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堀木訴訟の原告代理人を務めた弁護士の藤原精吾。その後も多くの生存権訴訟を手掛けてきた=ことし9月、神戸市中央区

 「被告(兵庫県知事)がなした児童扶養手当の請求却下を取り消す」

 1972(昭和47)年9月20日、神戸地裁。裁判長の坂上弘が判決主文を読み上げると、傍聴席の障害者らから拍手が湧いた。続く判決理由も、争点の判断結果を述べるたびに拍手が起こるので、坂上は朗読にひと息入れなければならなかった。

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