【土の声を「国策民営」リニアの現場から】住宅再建 足りぬ移転補償 定年まで数年「また、借金か…」〈第1部 集落消滅⑥〉

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示された概算補償額は合計3400万円。自宅の移転を迫られた男性は、再びローンの返済に追われる

「物件補償内容」と書かれた1枚の紙。移転交渉を担う自治体職員から2020年の日付が入った文書を受け取り、男性は見入った。「土地も買うとなると、ちょっとこの金額じゃあ…。今と同じ規模の家は建てられんな」。頭の中で計算した。「また借金か」。勤め先の定年まであと…

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