【土の声を「国策民営」リニアの現場から】「谷ばかりの下伊那を平らに」〈第3部 残土漂流⑥〉

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「残土について協力するのは(JR東海との)あうんの呼吸だ」。前下條村長の伊藤さんは当時を振り返った=2月28日、同村

 年輪を刻んだかのような、しわがれた声で語りだした。「過疎化は止まらんに」。下伊那郡下條村の前村長、伊藤喜平さん(87)は2月末、自宅の書斎で記者と向き合った。レースのカーテン越しに窓の外を見やる。「大変だ」

 2016年まで6期24年にわたり…

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