【土の声を「国策民営」リニアの現場から】 隔たりから見えたもの…歩いた記者は 〈第3部 残土漂流⑫〉

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柵の向こうで準備工事が進む中央アルプストンネル「萩の平非常口」予定地。残土を巡り、各地で住民とJRのせめぎ合いが続く=14日、阿智村清内路

■JRはもっと寄り添うべきでは

 クララ沢、坊主沢、坊主ケ島…。昔話に出てきそうな名前の沢や土地は、下伊那郡阿智村清内路地区の黒川上流域にあるリニア中央新幹線トンネル工事の残土置き場候補地だ。トンネル工事の坑口(萩の平非常口)に通じる村道沿いに暮らす桜井久さん(64)に案内してもらい、現地を歩いたのは昨年11月。工事の影響を最も受ける一人であり、同じ村に住む記者の義理の父でもある。…

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