【土の声を「国策民営」リニアの現場から】 畳まずに済んだ給油所 〈第4部 夢と現実⑦〉

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移送のためタンクローリーに油を移す松山さん。大鹿村に2カ所しかない給油所の一つは、リニア工事の関連業務で存続した=1日、同村大河原

 今月1日の朝、南アルプスの麓の村は、標高の高い所でうっすら雪が積もった。下伊那郡大鹿村大河原でガソリンスタンド(給油所)を営む松山正和さん(61)は午前9時過ぎ、軽油をいっぱいに積んだタンクローリーで出発した。ヘッドランプの付いたヘルメット、夜光反射材付きの作業着。いつもの身支度だ。

 行き先は…

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