ネマガリダケ遭難 防ぐ闘い 遭対協に同行 高山村で4日解禁「遭難がない年に」

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ロープに目印のテープを付ける班員たち。草木に覆われて崖があることに気付きにくい

 初夏の食卓を彩るネマガリダケの季節がやって来た。毎年、村内外から多くの人が旬の味覚を求めて入山する高山村では4日、一般向けに採集が解禁される。ただ遭難事故は絶えず、地元の須高地区山岳遭難防止対策協会高山班は解禁に先立ち、山中の危険箇所を知らせる目印の設置作業に当たった。入山者の安全を守る取り組みに、記者が同行した。(吉野貴哲)

■滑落しそうな崖に目印・迂回(うかい)路も設置

 5月26日午前8時過ぎ、高山班の班員10人が、松川に沿って東西に約10キロ延びる山道で作業を始めた。標高約1200メートル。ネマガリダケの採集ポイントから離れてはいるが、遭難者が麓を目指して下山した場合に突き当たる道で…

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