触れて確認できる立体ハザードマップ 長野高専の藤沢教授が視覚障害者向けに試作重ねる

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藤沢教授と立体地図。左側で道路や線路の位置を示し、右側で想定浸水の深さが分かる

 長野市の長野工業高等専門学校の藤沢義範教授(49)が、視覚障害がある人のため、大雨による浸水が想定される場所を、触れるだけで確認できる立体地図を試作している。普段から地図を触って浸水の危険がある場所を頭に入れ、避難時に役立ててほしい―と改良を重ねている。

 立体地図はアクリル板を使い、主に2019年の台風19号で浸水した県総合リハビリテーションセンター(長野市)や、しなの鉄道北しなの線三才駅(同)などを含む範囲で作っている。2枚一対で、1枚は道路や線路、建物などの位置が、もう1枚は同じ範囲で想定される浸水の深さが分かる。深さは市の「洪水ハザードマップ」を基に5段階で表した。福祉工学、リハビリテーション工学が専門の…

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