就任半年、続く党勢低迷 立民・泉代表、剣が峰〈政界探見〉

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 就任から半年を迎えた立憲民主党の泉健太代表が剣が峰に立たされている。政権交代の受け皿たり得る野党第1党の再建を目指し、「政策立案型政党」を掲げて出発したが、参院選が間近に迫る中、党勢低迷から抜け出せない。党内には不満が広がり、泉氏の足元は揺らいでいる。

 「聞く力が落ちている。本当に残念だ」。泉氏は1日の衆院予算委員会で、物価高対策で立民に賛同しない岸田文雄首相をこう批判した。

 「対決」か「提案」か。旧民主党やその流れをくむ政党が長年向き合い、路線対立の軸にもなってきた命題だ。泉氏は昨年11月の代表選で「提案」重視を打ち出した。枝野幸男前代表の下での「批判一辺倒」のイメージが、10月の衆院選で14議席減の不振を招いたとの見立てからだ。

 泉氏は11月末に代表に就くと、執行役員の男女同数を実現。官僚いじめとの批判もあった野党共同ヒアリングを取りやめ、国会の抵抗戦術を封印した。一方、旧民主党が掲げた「国民の生活が第一」を意識した「生活安全保障」を理念として打ち出すなど、政策発信に力を…

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