岡谷市役所が活躍の卓球 指導環境の変革も進める 〈信州スポーツ未来図第2部 強化ビジョン⑯〉

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塚田博文さん

 2028年の信州やまなみ国民スポーツ大会(国体)で、卓球の競技会場になるのは岡谷市民総合体育館。そのお膝元の岡谷市役所卓球部が近年の国体で活躍している。

 岡谷市役所の3選手で編成した成年男子が17年に、同種別では県勢過去最高の準優勝を果たした。同市役所の選手が中心になった15年と16年は5位タイ。選手は通常の勤務をした後に練習を重ね、大学生や実業団選手を相手に好成績を収めた。

 県卓球連盟の塚田博文競技力向上委員長は「大学で活躍した選手が岡谷市役所に入るようになり、国体では毎年入賞できるぐらいの力を蓄えている」と指摘。ただ、「他県と力が拮抗(きっこう)している」と油断はできない。

 17年の国体準優勝に貢献した滝沢拓真は長野商高から強豪の明大に進み、16年の全日本大学総合選手権のシングルスで準優勝。17年に岡谷市役所に入った。同市役所は公務員として働きながら競技も続けたいと考える選手の受け皿となり、県外出身選手が採用試験を受けて職員になるケースもある。

 同市役所の選手が国体強化合宿で高校生と一緒に練習することで「少年のレベル向上につながっている」。昨年の全国高校総体では…

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