細田議長 いばらの道 セクハラ・買収 くすぶる疑惑〈政界探見〉

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■資質に疑問符 見通せぬ信頼回復

 細田博之衆院議長に対する不信任決議案は、与党の反対多数で否決された。ただ、提出した立憲民主党などが理由の一つに挙げたセクハラ疑惑は、依然くすぶったままだ。国権の最高機関のトップとしての権威も揺らいでおり、当面は「いばらの道」が続きそうだ。

 9日、不信任案の採決後、国会を立ち去る細田氏は、厳しい表情を崩さなかった。記者団からは「疑惑を持たれたままでいいのか」「これで幕引きなのか」などと厳しい質問が相次いだものの、国会警備の衛視らに囲まれながら無言で車に乗り込んだ。

 5月19日発売の週刊文春は、細田氏が女性記者に深夜、電話で「今から来ないか」と誘ったなどと報じた。細田氏自身は「事実無根」と全面否定したものの、政府・与党内には緊張感が走った。夏の参院選が近づく中、野党が…

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